saveSetting()

記述

app.settings.saveSetting(sectionName, keyName, value)

概要

スクリプトの環境設定アイテムのデフォルト値を保存。設定値はユーザーのAfter Effects環境設定ファイルの中に書き込まれます。

例として、Mac OSX 10.7の場合は以下のファイルになります。

/Users/user/Library/Preferences/Adobe/After Effects/10.5/Adobe After Effects 10.5-x64 環境設定

引数

戻り値

なし

ノート

ユーザーが設定した設定セクションは、環境設定ファイル上では指定したセクション名に関わらず冒頭に「Setting_」と追加されています。この設定セクションの値のみがスクリプトからアクセス可能です。「Setting_」はメソッドの引数などで指定するセクション名には含みません。

以下のように環境設定を保存した場合

app.settings.saveSetting("Zoo", "Lion", 100);

環境設定ファイル内の記述は下のようになります。

["Settings_Zoo"]

"Lion" = "100"

このメソッドを実行しても、すぐに環境設定ファイルには書き込まれません。メモリ上に保存されAfter Effectsの終了時に環境設定ファイルに書き込まれます(これはスクリプトで作成された設定以外のAfter Effects本体の他の設定も同様です)。

After Effectsが予期せずに終了したりsetSavePreferencesOnQuit()で引数にfalseが指定されていたりすると、設定がファイルに保存されないことに注意してください。