add()

記述

app.project.item(index).layers.add(item, duration)

概要

指定されたアイテムを含んだ新しいAVLayer objectを作成し、それをレイヤーコレクションに加えます。新しいレイヤーは環境設定の「レイヤーをコンポジションの開始時間に作成」の設定に従います。※ノートの図1参照。

指定したアイテムがこのCompItemにレイヤーとして追加できない場合、このメソッドは何も作成しません。

引数

item

duration

追加するアイテムのAVItem object。

オプション。静止画のレイヤーのデュレーションを秒数で指定(Floating-point)。アイテムが静止画フッテージの場合にのみ適用されます。ムービーファイル、連番ファイル、オーディオでは無効です。

この引数が適用されると、新しいレイヤーのdurationの値が設定されます。その他の場合、durationはユーザーの環境設定に依存します。デフォルトではこの値は、このレイヤーを含むCompItemのものと同じです。デフォルトの値を変更したい場合には、「環境設定」→「読み込み設定」→「静止画フッテージ」の項目で設定します。※ノートの図2参照

戻り値

AVLayer object

ノート

図1:環境設定の「レイヤーをコンポジションの開始時間に作成」の項目

図2:環境設定の「読み込み設定」→「静止画フッテージ」の項目