CompItem object
記述
app.project.item(index)
app.project.items[index]
概要
CompItem objectはコンポジションを表し、ユーザーがそれを操作したりプロパティの値を取得することができます。プロジェクトのアイテムコレクションでインデックス番号を用いてオブジェクトにアクセスします。
CompItemはAVItemのサブクラスです。CompItemにはすべてのAVItemのメソッドとアトリビュートに以下のものが追加されます。
サンプル
コンポジション内のレイヤー数と最後のレイヤーの名称をそれぞれアラートで表示する。
var firstComp = app.project.item(1);
alert("number of layers is " + firstComp.numLayers);
alert("name of last layer is " + firstComp.layer(firstComp.numLayers).name);
ノート
指定したアイテムがコンポジションでない場合はアトリビュートはundefinedとなり、メソッドはエラーを発生します。
事前に指定したアイテムがコンポジションであるかを判定するには
app.project.item(1) instanceof CompItem
を使用し、trueであればコンポジションとなります。
Item objectのtypeNameもアイテムの種類の判定に使用することができますが、これは使用している言語環境によって値がことなるためにマルチランゲージに対応させるには不向きです。
app.project.item(1).typeName === 'コンポジション'
例文集リンク
アイテム内のコンポジションのフレームレートを調べ、もし24fps以外のものがあれば、コンポジション名の先頭に「X_」を追加して名称を変更する