After Effects CC 2017 (14.2)

最近使用したスクリプトメニューとショートカット


ファイル->スクリプトメニューに直近で使用した10のスクリプトを表示する「最近使用したスクリプト」が追加されました。

直前に使用したスクリプトを再度実行するためのショートカットはCommand+Option+Shift+D (macOS)または Control+Alt+Shift+D (Windows)です。



テキストレディング(行間)へのスクリプトアクセス


スクリプトから、テキストレイヤーの行間(leading: レディング)プロパティの読み込み書き込みが可能になりました。Text leadingはTextDocument objectのアトリビュートです。



TextDocument leading attribute

記述


textDocument.leading

概要

テキストレイヤーの行間。

注意: テキストレイヤーが各行でそれぞれ異なる行間の設定がされている場合、このアトリビュートは最初の行の値を返します。またそのようなテキストでこのアトリビュートを変更すると、すべての行間の設定はリセットされ、指定された値で上書きされます。


タイプ

Floating-point(浮動小数点数値) - 読み込み/書き込み

サンプル

テキストレイヤーを作成して行間を100に設定する。原文では変数名に間違いがありましたので、修正しています。

var comp = app.project.activeItem;
var myTextLayer = comp.layers.addText("Spring\nSummer\nAutumn\nWinter");
var myTextSource = myTextLayer.sourceText;
var myTextDocument = myTextSource.value;
myTextDocument.leading = 100;
myTextSource.setValue(myTextDocument);




チームプロジェクト(ベータ)へのスクリプティングアクセス


スクリプトからチームプロジェクトを作成する、開く、閉じる、共有する、同期するなどのオペレーションが可能になりました。チームプロジェクトのスクリプティングはproject objectのメソッドとして呼び出すことができます。


newTeamProject() method

記述
app.project.newTeamProject(teamProjectName, <description>)


概要

新規にチームプロジェクトを作成します。チームプロジェクトの作成に成功するとtrueと返し、それ以外ではfalseを返します。


引数

 teamProjectName  チームプロジェクト名称の文字列。必須。
 <description> チームプロジェクトの概要説明の文字列。オプション。


戻り値

Boolean(論理値) 




openTeamProject() method

記述
app.project.openTeamProject(teamProjectName)


概要

チームプロジェクトを開きます。チームプロジェクトを開くことができたらtrueと返し、それ以外ではfalseを返します。


引数

 teamProjectName  チームプロジェクト名称の文字列。必須。


戻り値

Boolean(論理値) 



shareTeamProject() method

記述
app.project.shareTeamProject(comment)


概要

現在開いているチームプロジェクトを共有します。チームプロジェクトの共有が成功したらtrueと返し、それ以外ではfalseを返します。


引数

 comment  コメントの文字列。オプション。


戻り値

Boolean(論理値) 



syncTeamProject() method

記述
app.project.syncTeamProject()


概要

現在開いているチームプロジェクトを同期します。チームプロジェクトの同期が成功したらtrueと返し、それ以外ではfalseを返します。


引数

なし


戻り値

Boolean(論理値) 




closeTeamProject() method

記述
app.project.syncTeamProject()


概要

現在開いているチームプロジェクトを閉じます。チームプロジェクトを閉じるこコマンドが完了するとtrueと返し、それ以外ではfalseを返します。


引数

なし


戻り値

Boolean(論理値) 



convertTeamProjectToProject() method

記述
app.project.convertTeamProjectToProject(project_file)


概要

チームプロジェクトをローカルディスクの通常のプロジェクトに変換します。変換が無事に完了するとtrueを返し、それ以外ではfalseを返します。


引数

 project_file  ローカルのAfter EffectsプロジェクトのFile Object。ファイル拡張子は.aepまたは.aet(.aepxはサポートされません)。必須。


戻り値

Boolean(論理値) 



listTeamProjects() method

記述
app.project.listTeamProjects()


概要
現在のユーザーで利用可能なチームプロジェクトの名称の文字列を配列で返します。アーカイブされたチームプロジェクトは含まれません。


引数

なし

戻り値

Array(配列) 



isTeamProjectOpen() method

記述
app.project.isTeamProjectOpen(teamProjectName)


概要
引数で指定したチームプロジェクトが現在開かれている場合はtrueを返します。それ以外ではfalseを返します。


引数

 teamProjectName チームプロジェクト名の文字列。必須


戻り値

Boolean(論理値) 



isAnyTeamProjectOpen() method

記述
app.project.isAnyTeamProjectOpen()


概要
いずれかのチームプロジェクトが開かれている場合はtrueを返します。それ以外ではfalseを返します。


引数

なし


戻り値

Boolean(論理値) 



isTeamProjectEnabled() method

記述
app.project.isTeamProjectEnabled()


概要
After Effectsでチームプロジェクトが有効になっているか確認します。有効になっている場合はtrueを返します。それ以外ではfalseを返します。(ほとんどの場合はtrueを返します)


引数

なし


戻り値

Boolean(論理値) 



isLoggedInToTeamProject() method

記述
app.project.isLoggedInToTeamProject()


概要
現在、クライアント(After Effects)がチームプロジェクトサーバーにログインしている場合はtrueを返します。それ以外ではfalseを返します。


引数

なし


戻り値

Boolean(論理値) 



isSyncCommandEnabled() method

記述
app.project.isSyncCommandEnabled()


概要
チームプロジェクトの同期コマンドが有効になっている場合はtrueを返します。それ以外ではfalseを返します。


引数

なし

戻り値


Boolean(論理値) 



isResolveCommandEnabled() method

記述
app.project.isResolveCommandEnabled()


概要
競合の解決コマンドが有効になっている場合はtrueを返します。それ以外ではfalseを返します。


引数

なし


戻り値

Boolean(論理値) 



resolveConflict(ResolveType) method

記述
app.project.resolveConflict(ResolveType)


概要
開かれているチームプロジェクトやチームプロジェクトサーバー上のバージョンの競合を指定の方法を用いて解決します。指定した方法で解決できた場合はtrueを返します。それ以外ではfalseを返します。


引数

 ResolveType 必須。以下のenum値で解決方法のタイプを指定します:

ResolveType.ACCEPT_THEIRS
 共有バージョンを選びます。共有バージョンであなたのバージョンを上書きします。

ResolveType.ACCEPT_YOURS
あなたのバージョンを保持します。共有バージョンは選ばれません。

ResolveType.ACCEPT_THEIRS_AND_COPY
あなたのバージョンをコピーして名称を変更し、共有バージョンを選択します。共有バージョンによって、あなたのオリジナルバージョンを置き換えます。




戻り値

Boolean(論理値) 





スクリプティングに関するバグ修正など


  • ScriptUIのドロップダウンメニューは、Windowsの高解像度ディスプレイ(HiDPI)で切り取られることはなくなりました。
  • ScriptUIの埋め込みパネルのボタン、スライダ、三角開閉ボタン( "twirly arrow")、スクロールバー、プログレスバー、ラジオボタン、チェックボックスの外観は、After Effectsネイティブコントロールの外観に合わせて変更されました。
  • compPointToSource() methodを3Dテキストレイヤーで使用すると、After Effectsがクラッシュする問題は解決されました。
  • ファストFast Box BlurのmatchNameは、「ADBE Box Blur2」です。以前のmatchName "ADBE Box Blur"は引き続き動作します:エフェクトを追加するために使用すると、"ADBE Box Blur"はFast Box Blurエフェクトを適用しますが古い "Box Blur"です。 Iterationsパラメータは新しいデフォルトの3に設定されます。

Comments